くまくんが土田さんのふるさとを歩く『写真絵本くまくん』が出版されました。(発行所:SPOON編集部 \1600)
土田さんの心の原風景である庄内のいろいろな場所を散歩するくまくんの写真集は、2001年から2003年までの3年間、板垣洋介氏を中心に撮影されました。撮影場所は、学校や田んぼ、町、海、美術館、河原などの土田さんの心の原風景ばかりです。
写真絵本 『くまくん』の後半は、土田さんのエッセイ「ぼくのふるさと」の50ページで構成されています。エッセイ集の最初は「ぼくの誕生日」からはじまり、少年時代、高校時代、大学生の頃、絵本画家としてスタートし始めるまでのこと、影響を受けた恩師のこと、家族のこと、きつねのこの誕生のこと、お菓子のことなどが本音で書きつづられています。

土田さんが自分自身について語る初めての本であり、興味深い内容になっていて、見のがせません。
(エッセイは、月刊:SPOONにこれまで連載されたものです)
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【エッセイ:ぼくの誕生日より−土田義晴
田んぼの水面は、鏡のようにまわりの景色を映し出していました。
そこを四歳になったばかりの息子が駆けていく姿は、まさしく ぼくの子どもの頃の姿でした。
ふるさとの自然のなかを うれしそうに駆けてくる息子。手をふる ぼく・・・・・・・
いつしか ぼくは、息子から親になっていました。

■『写真絵本くまくん』の販売について■
『写真絵本くまくん』の販売は、今回は、山形県限定の販売になっていますが、エッセイを収録した月刊誌「SPOON」のホームページから購入が可能となっているそうです。
ご購入を希望される方は、下記のホームページ「SPOON」にお問い合わせください。

 上のアイコンをクリックして「SPOON」のホームぺージにアクセスしてください。
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もりの なかよし  つちだよしはる・作絵  

あかね書房  \900

つちだよしはるさんの作・絵の新刊「もりの なかよし」が、あかね書房から発売されました。
夏のある日、きつねの子とくまの子とうさぎの子とたぬきの子の4人がバスに乗って、海に行く場面からお話ははじまります。
ひとりが、困った場面に遭遇するとさりげない優しい言葉で相手をきづかう『なかよし』の4人。秋には、秋の味覚をさがしに4人は森に入っていきます。きつねくんは、そこで不思議な森のおじさんと出会います。
森のおじさんは、森や自然のすばらしさを話すのでした。
冬の場面は、くまの子のお話です。妹たちを喜ばせようとがんばるくまくん。なきだしそうなくまくんを優しく迎えるきつねくんのおかあさん。心配してかけつけるくまくんのお父さんやおかあさん。

やさしさや思いやりのあふれた会話に『なかよしとは・・・・』 『やさしさとは・・・』と考えてしまいます。そして、何より、ほっとするようなあたたかい会話にさわやかな気持ちにさせられる作品です。
※ 2作目「いつも なかよし」はここをクリックして、ご覧ください!

   

このはおかねつかえます 

茂市久美子作  土田義晴絵

茂市久美子さんと土田さんの1,2年生向の新刊『このはの おかね つかえます』が発売されました(佼成出版社 \1100)。
お話の舞台は、高原のバス停のそばのヤマキヤという小さなお店。ヤマキヤのご主人は、山本正吉さん。このお店で一番人気なのが、高原の牧場でとれるしぼりたての牛乳で作ったソフトクリーム。
近くに母さんたぬきとこだぬきが、住んでいました。こだぬきは、誕生日のプレゼントにヤマキヤのソフトクリームが食べたくてたまりません。そして、二人は・・・・・・・・・。
ある日から、ヤマキヤはしばらく休むことになりました。

おじいさんが町の病院に入院してしまったからです。こだぬきは、病院のおじいさんに木の葉の手紙をとばすのです。茂市久美子さんの穏やかで不思議な世界が展開していきます。

このお話は、茂市さんのお母さんが町に出かけたときに目にした光景がもとになって書かれました。茂市さんのお母さんが町に出かけたとき、小さな男の子が、食堂の前にあったソフトクリームの置物に抱きついて、ぺろりとなめたのだそうです。その時の様子を目をほそめながら話すお母さんの話を聞きながら、このお話を思いついたのだそうです。1,2年生 幼児向けの楽しい夢のある、あたたかい気持ちになるお話です。